型番678件を収録
安全靴の選び方

安全靴の樹脂先芯と鋼製先芯の違い!樹脂は両足で200g以上軽い。98人では鋼製の32%が重いと回答

10月22日更新約11分で読めます

このページは広告(アフィリエイト)を含みます

このテーマのまとめ安全靴の選び方
この記事の2つの調査

本文の「50人」は姉妹サイト「安全ワーク」の口コミ調査、「98人」は安全靴.comが行ったアンケートです。98人の結果は記事の終わりにまとめています。調べ方は調査について。

樹脂先芯と鋼製先芯のいちばんの違いは重さです。つま先の強さは素材ではなく規格の区分で決まります。

両足の重さがわかる型番でくらべると、樹脂の中央値は840gで鋼製は1,065gでした。樹脂のほうが225g軽い結果です。

いま調べている安全靴の型番678件と、安全靴を履いている98人のアンケートからまとめました。重さと値段のほか、鋼製が要る現場もわかります。

くつまるくつまる

678件のうち樹脂は449件で鋼製は162件だったよ。強さは区分で見て、重さは素材で見るのが早いよ。

この記事の目次10項目
  1. 安全靴の樹脂先芯と鋼製先芯の違いは重さ
  2. いま調べている型番の3分の2は樹脂先芯
  3. 樹脂先芯は鋼製より両足で200g以上軽い
  4. 値段は同じ区分ならほぼ変わらない
  5. 重作業用のH種とU種はほとんど鋼製
  6. 鋼製先芯の人は自分の靴を重いと感じやすい
  7. 鋼製と樹脂それぞれ履いている人の声
  8. 樹脂先芯か鋼製先芯かを決める3つの順番
  9. 樹脂先芯と鋼製先芯のよくある質問
  10. 普通作業なら樹脂先芯で重作業なら鋼製先芯

01安全靴の樹脂先芯と鋼製先芯の違いは重さ

同じ区分なら、樹脂も鋼製もつま先の強さの基準は同じです。先芯はつま先に入る硬い芯で、落ちた物や挟まれから指を守ります。

区分衝撃圧迫
JIS U種(超重作業用)200J15kN
JIS H種(重作業用)100J15kN
JIS S種・JSAA A種(普通作業用)70J10kN
JIS L種・JSAA B種(軽作業用)30J4.5kN

出典 ミドリ安全「安全靴の性能表」

基準は先芯の素材ごとには分かれていません。樹脂でも S種と書いてあれば、鋼製の S種と同じ試験に通っています。

ちがいが出るのは重さと、重作業用の区分に型番があるかどうかです。下でそれぞれ数字を見ていきます。

02いま調べている型番の3分の2は樹脂先芯

678件のうち樹脂先芯は449件で66%でした。鋼製は162件で24%です。

型番の先芯の素材(678件)
樹脂449件
66%
鋼製162件
24%
公式の記載なし67件
10%
このグラフからわかること

規格でみると JIS の S種214件のうち樹脂は151件・鋼製は59件でした。JSAA の A種では樹脂183件・鋼製44件で、プロスニーカーは樹脂が大半です。

規格JIS の S種と L種のちがい

03樹脂先芯は鋼製より両足で200g以上軽い

両足の重さの中央値は樹脂840g・鋼製1,065gで、差は225gでした。重さは公式に両足26.0cmで書いてある型番だけでくらべています。

先芯の素材ごとの両足の重さ(両足・中央値。いちばん重いグループを100)
樹脂先芯840g・238件
79%
鋼製先芯1,065g・112件
100%
このグラフからわかること

メーカーがちがうと靴底や甲の作りも変わります。そこで両方の先芯を出している3社の中だけでもくらべました。

メーカー樹脂先芯鋼製先芯差
ミドリ安全860g(140件)1,160g(53件)300g
シモン860g(56件)1,095g(33件)235g
ジーベック700g(42件)865g(26件)165g

3社とも鋼製のほうが重く、同じメーカーの中の差は165gから300gでした。全体の差225gは、この幅のまん中あたりです。

くつまるくつまる

ミドリ安全の中だけでくらべても差は300gあった。片足に直すと150gくらいだね。

04値段は同じ区分ならほぼ変わらない

JIS の S種どうしなら、値段の中央値は樹脂11,748円・鋼製11,979円でほぼ同じでした。値段は公式の価格で、ないものは楽天の目安を使っています。

全体の中央値は樹脂12,754円・鋼製9,680円で、鋼製のほうが安く見えます。これは JSAA の A種で鋼製に安い型番が多いためです。

JSAA の A種だけだと樹脂182件は14,575円で鋼製40件は5,211円でした。鋼製の A種はシモン・ジーベック・丸五・ミドリ安全の型番で、樹脂の A種にはスポーツブランドの型番が多く入ります。

JIS の S種どうしではほぼ同じだったので、値段は先芯の素材だけでは決まりません。まとめて買うなら同じ区分の中で型番ごとに見くらべてください。

値段は変動します。楽天の目安はその日の値段なので、買うときに型番ページで見なおしてください。

型番一覧安全靴の型番一覧(678件)

05重作業用のH種とU種はほとんど鋼製

JIS の H種と U種は14件のうち13件が鋼製先芯でした。樹脂の1件は29cmと30cmだけの型番です。

H種は衝撃100J・U種は200Jで、普通作業用の S種より強い基準です。重い鋼材や機械の部品を扱う現場で H種以上と決まっているなら、鋼製の型番から選ぶことになります。

鋼製を履くなら重さは避けられません。そのぶん足幅とサイズが合う型番を選ぶと、つま先や甲の当たりは減らせます。

気をつけたいことくつまる
規格安全靴の規格 JIS と JSAA のちがい

06鋼製先芯の人は自分の靴を重いと感じやすい

自分の靴を重いと答えた人は、鋼製先芯の41人中13人で32%でした。樹脂の30人では4人で13%です。

自分の靴を重いと答えた人の割合
鋼製(金属)41人
32%
樹脂30人
13%
このグラフからわかること
1日の終わりに疲れると答えた人の割合
鋼製(金属)41人
59%
樹脂30人
23%
このグラフからわかること

疲れは先芯だけで決まるわけではありません。ただ次に買うときに軽さを重視すると答えた人は、鋼製の人に9人いました。

07鋼製と樹脂それぞれ履いている人の声

満足・とても満足と答えた人は鋼製63%・樹脂60%でほとんど同じでした。鋼製の人の不満は重さに集まっていました。

鋼製先芯の人の困っていること

安全靴を履いている人の声
「つま先が鉄板で重いので、安全靴が重くて、長時間履いて作業するのが疲れる。あとは白なので汚れが目立つ。」
40代・男性・製造・工場履いている靴 ミドリ安全 安全靴MSN395静電・満足度 満足
安全靴を履いている人の声
「一つ一つの作業でどうのはないですが、結構重たいので1日中履いていると疲れがどっときます。」
40代・男性・建設・土木履いている靴 ミドリ安全 わかりません。・満足度 満足

横にスワイプして2件を読む

樹脂先芯の人の良いところ

安全靴を履いている人の声
「樹脂先芯のおかげで非常に軽く、1日中基板の評価作業や移動を続けても足の疲れが溜まりにくいです。マジックテープ式で着脱がスムーズな点や高いクッション性にも満足しています。」
50代・男性・製造・工場履いている靴 ミドリ安全 G3595・満足度 ふつう
安全靴を履いている人の声
「普通のスニーカーと同じくらい軽く安全靴を履いているとは思えないところとメッシュ素材なので蒸れにくいところ」
60代以上・男性・倉庫・物流履いている靴 ミドリ安全 SL601CAP・満足度 ふつう

横にスワイプして2件を読む

姉妹サイトの安全ワークが集めた50人の口コミでも、感想で重さにふれた人は12人いました。こちらは先芯の素材を聞いていない調査です。

タグが JIS と答えた人は鋼製41人中26人・樹脂30人中15人でした。会社の支給で先芯を選べなかった人も多くいます。

08樹脂先芯か鋼製先芯かを決める3つの順番

職場で決まっている区分を先に聞き、普通作業用なら樹脂から見るのが近道です。H種以上が要るなら鋼製の型番から選びます。

先芯の選び方くつまる

労働安全衛生規則の558条は、作業に合う安全靴などの履物を会社が決めて使わせるよう定めています。どの規格にするかまでは書いていないので、区分は職場ごとの決まりになります。

出典 労働安全衛生規則 第558条

JIS の S種で樹脂先芯・両足900g以下の型番をミドリ安全・シモン・ジーベックから1つずつ選びました。会社で JIS が決まっていて軽くしたい人向けです。

ジーベック 85021
ジーベック

短靴

85021安全靴普通作業用先芯 樹脂耐油EEE

選んだ理由JIS S種の樹脂先芯で両足840g(公式の値)。鋼製の S種の中央値(1,160g)より320g軽い。最小24.0cm。

重さ840g(両足)
足幅EEE
サイズ24.0〜29.0cm(27.5・28.5なし)

17,380円(メーカー公式・税込)

くわしい仕様・口コミを見る

← 横にスライドして3足を見る →

足が小さい人はカードの最小サイズを先に見てください。3枚の足幅はEEEでふつうの幅です。細い足なら女性の安全靴の記事で EE の型番もさがせます。

軽さ軽い安全靴を両足の重さでくらべる女性23.0cm以下がある女性の安全靴

09樹脂先芯と鋼製先芯のよくある質問

樹脂先芯は鋼製より弱いですか?

同じ区分なら同じ基準の試験に通っています。JIS の S種と JSAA の A種はどちらも衝撃70J・圧迫10kNです。

樹脂先芯はどれくらい軽いですか?

両足の中央値で樹脂840g・鋼製1,065gで、225gの差でした。

鋼製先芯のほうが安いですか?

JIS の S種どうしなら樹脂11,748円・鋼製11,979円でほぼ同じです。JSAA の A種では鋼製に安い型番が多くありました。

重作業の現場はどちらを選べばいいですか?

JIS の H種と U種は14件中13件が鋼製でした。H種以上が決まっているなら鋼製から選ぶことになります。

自分の安全靴の先芯の素材はどこでわかりますか?

型番ページや公式の仕様に書いてあります。アンケートでは98人中27人がわからないと答えました。

先芯の素材で疲れ方は変わりますか?

疲れると答えた人は鋼製59%・樹脂23%でした。靴の形や仕事の動きのちがいも入っています。

10普通作業なら樹脂先芯で重作業なら鋼製先芯

普通作業用なら軽い樹脂先芯、H種以上が要る重作業なら鋼製先芯を選びます。どちらもタグの区分を見て、職場の決まりに合うか確かめてください。

この記事のポイントくつまる
くつまるくつまる

重い物を扱う現場なら区分を先に決めて、鋼製の中で足に合う型番をさがしてね。普通作業なら樹脂で十分だよ。

重作業用の JIS H種・U種で鋼製先芯の型番です。24.5cm以下からサイズがあるものを選びました。

シモン 311H種
シモン

311H種

311H種安全靴重作業用先芯 鋼製耐油EEE

選んだ理由JIS H種(重作業用・衝撃100J)の鋼製先芯。両足1,000g(公式の値)。足幅EEE。最小24.5cm。

重さ1,000g(両足)
足幅EEE
サイズ24.5~27.0・28.0cm EEE

楽天で4,455円〜10月19日時点の目安・変動します

くわしい仕様・口コミを見る

← 横にスライドして3足を見る →

アンケート98人の先芯の素材と重さの答え

安全靴.comが安全靴を仕事で履いている98人に聞いたアンケートから、全員の答えです。

先芯の素材(98人)
鋼製(金属)41人
42%
樹脂30人
31%
わからない27人
28%
重さ(98人)
とても軽い4人
4%
軽い24人
24%
ふつう46人
47%
重い24人
24%
1日の終わりの疲れ(98人)
ほとんど疲れない6人
6%
あまり疲れない24人
24%
ふつう29人
30%
疲れる35人
36%
とても疲れる4人
4%
このグラフからわかること

履いている人の声

安全靴を履いている人の声
「履いていて楽なのと、先端に鉄板が入っているので何かあった場合でも保護される部分。横幅も広いので仕事中での痛みがない」
40代・男性・建設・土木満足度 とても満足
安全靴を履いている人の声
「先端が硬く安心感がある。引越し作業だけでなく、倉庫で作業があるので、先端が硬い方がいい。また、靴の脱着がしやすい。」
30代・男性・倉庫・物流満足度 満足
安全靴を履いている人の声
「軽量であるところと、靴紐を内部に格納することができて、靴紐が作業用機械に入り込みそうになるというような問題をなくせることです。」
40代・男性・製造・工場履いている靴 ミドリ安全 AS-10・満足度 満足

横にスワイプして3件を読む

出典: 安全靴を仕事で履いている人のアンケート(安全靴.com・2026-10-19〜2026-10-21(承認日)・クラウドワークスで100人に聞き、品質チェック後の98人を集計)。調べ方と全部の集計

幅広の安全靴の選び方

4Eの型番をメーカーと規格で数えた。JISの4Eは5件だけ

女性の安全靴の選び方

23.0cm以下がある型番をメーカーと規格で数えた

軽い安全靴の選び方

両足の重さで型番をくらべた。軽さは先芯と規格で決まる

シモンの安全靴のおすすめ

92件の型番を規格と先芯と両足の重さでくらべた

横にスワイプして4本を見る

まとめ安全靴の選び方に戻るトップ安全靴のおすすめと選び方(678件の型番データ)